楽天証券で始めるポイント投資2025年版｜積立の運用手順と注意点

最終更新：2025-10-16
本記事は最新ルールを踏まえた概説です。詳細は最新の公式情報をご確認ください。

要点だけ：楽天証券のポイント投資は「投信の積立」に紐づけるのが最短。決済手段とポイント利用設定を正しく揃えると、自動で毎月ポイント消化が可能。制度や付与率は改定が多いため、当月の公式表示で都度確認してから実行するのが安全。

楽天証券のポイント投資とは？仕組みと前提

楽天証券のポイント投資は、楽天ポイントを投資信託や株式等の買付に充当できるサービスです。特に「投信積立」との相性が良く、毎月の自動買付でコツコツ消化できます。付与率や対象範囲は変更されることがあるため、当月の取引画面・お知らせで必ず確認してください。

楽天証券でポイント投資の始め方（積立）

楽天証券にログイン→ポイント設定で楽天ポイント利用を有効化
積立したい投資信託を選ぶ→積立日・金額・決済手段を設定
「ポイント利用」の欄で毎月使う上限ポイントを入力
楽天キャッシュ残高やカード枠を実行日前に点検
初回の約定後、ポイントが消化されたか履歴で確認

チェックリスト（実行前に確認）

楽天ポイントの利用設定が「有効」になっている
期間限定ポイントの可否と消化優先度を把握している
決済手段（楽天キャッシュ／カード等）の残高・枠が十分
積立日直前のファンド側の買付停止・目論見書改定の有無
付与率・上限・対象商品の最新ルール（当月の公式表示）

ポイント進呈と上限の早見表（楽天証券／当月表示で要確認）

進呈率・月間上限・対象取引は改定が多く、数値は当月の公式表示を必ず確認してください。以下は確認観点のひな型です。

目安の計算式：獲得ポイント＝対象決済額 × 当月の進呈率（当月の公式表示で要確認）

項目	条件	倍率/率	上限ポイント	購入上限（円）
投資信託のポイント利用	楽天ポイント利用を有効化＋対象ファンドの積立でポイント充当	当月の公式表示で要確認	当月の公式表示で要確認	当月の公式表示で要確認
投信積立（楽天キャッシュ決済）	決済を楽天キャッシュに設定し残高確保	当月の公式表示で要確認	当月の公式表示で要確認	当月の公式表示で要確認
投信積立（クレジットカード）	対象カードでの積立設定（対象外カードに注意）	当月の公式表示で要確認	当月の公式表示で要確認	当月の公式表示で要確認
国内株のポイント投資	対象市場・取引でポイント充当（手数料や単元の条件に留意）	当月の公式表示で要確認	当月の公式表示で要確認	当月の公式表示で要確認

※購入上限（円）は上限ポイント÷還元率の概算。実数は当日の達成画面で要確認。

2025年10月版活用カレンダー（楽天証券の積立×ポイント）

上旬：当月の付与率・対象の変更有無をお知らせで確認。積立実行結果とポイント消化状況を履歴で点検。
中旬：楽天キャッシュ残高の補充／カード利用枠の管理。ファンドの運用報告・目論見書改定の有無を確認。
下旬：翌月の積立見直し（銘柄入替・配分調整）。当月限定キャンペーンがあればエントリーと条件達成の最終確認。

落とし穴・注意点（楽天証券のポイント投資）

制度改定により付与率・対象が変わることがある（毎月の公式表示で必ず再確認）
期間限定ポイントが使えない／消化優先度が想定と異なる場合がある
決済手段の残高不足・カード上限到達で積立が失敗することがある
ファンドの買付停止・分配金方針変更など、商品側の事情で予定通り買えないことがある
アプリとWebで表示タイミングがずれる場合あり。最終は取引履歴で確認

具体例・スモールケース

再現手順：①楽天ポイント利用を有効化 ②インデックス型ファンドで毎月の投信積立を作成 ③「毎月◯◯ポイントまで使う」を設定 ④実行日前に楽天キャッシュ残高を補充。結果：翌月までに自動でポイントが消化され、現金負担を抑えて積立を継続。学び：付与率や対象が変わりやすいので、月初に達成条件と残高を必ず点検する。